足掛け系の軟体

主な種類

足掛けの中でも、首側に掛けるものを紹介する。

  1. 首掛け(肩入れ) :足を首に掛ける。(太ももが肩の後ろ) 
  2. 首掛け(首だけ) :足を首に掛ける。(太ももが肩の前)
  3. 肩掛け      :1の足をさらに深く掛ける。(肩まで)

難易度とリスク

難易度

難易度順に並べると、1.首掛け(肩入れ)→2.首掛け(首だけ)→3.肩掛け となる。またさらに柔らかい人は、脇まで足が掛かることも。

1に関しては、太ももを肩で押せるため安定感がある。そのため、支えが首だけの2の方が難易度が高い。これはウィンドミルとノーハンドウィンドミルぐらい難易度が違うため、ジャッジをやるような人には覚えておいてほしい。

・リスク

難易度が上がる=リスクが上がる。

足を掛ける位置が深くなればなるほど、ほどく動作に時間がかかる。つまり着地時、反射的に出る足が間に合わないというリスクがある。単純に片足が塞がっている状態を想像してもらえば、そのまんまである。転ぶ時は手から、または肘・腰・頭または顔面から。

さらに片足が塞がることで、動きの自由度は減る。また速度も落ちる。そのため音楽性への難易度の上がり方はえげつない。そして絵面がキモい。…なんかもう軟体へ悪口みたいになってきた。

とにかくブレイキンで足掛けを使うには、ちと工夫がいる。

個人的なエトセトラ…

足掛けをブレイキンでやる時は、2つ概念が増える。

足掛けの場合
1.平常時→2.ひっかけ3.入り→4.スキルやトリックとか→5.ほどき6.着地→7.平常時
(2と3、5と6の順番はどっちでも)

チェアの場合
1.平常時→2.入り→3.チェア→4.着地→5.平常時

これはネタでもフリースタイルでも同じ。そのため普通のフリーズよりも行き帰りで時間がかかる。つまり足掛けはショート向きではないという事だ。ということはひっかけと入り・ほどきと着地の4つで、それぞれビートの裏表2つは刻めればバイブス切れないんじゃね…試してみよ。